2022年2月22日に共催の研究会・シンポジウムを開催しました。

2021年度共催の研究会・シンポジウム

【主催】沖縄経済環境研究所 2021年度第2回オンライン研究会「紛争地における平和的紛争解決手段に関する研究報告」
【共催】同志社大学地域紛争研究センター
【日時】2月22日(火)13時から16時
【司会】前泊博盛(沖縄国際大学経済学部)
【報告者】月村太郎(同志社大学政策学部)
【パネリスト】
東野篤子(筑波大学人文社会科学系研究群)
廣瀬陽子(慶應義塾大学総合政策学部)
吉田徹(同志社大学政策学部)
佐藤良樹(同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程)

 ミャンマーでの軍事政権の誕生、中国による香港の制圧、北朝鮮の核ミサイル開発、ロシアによるクリミヤ半島の占領とウクライナ危機、そして強権的政治家の台頭などが国際社会に波紋を広げている。バルカン半島を含め世界の紛争解決を専門とする研究者5名が、これらの問題の背景と今後の行方、平和的解決策について提言を行うこと目指し研究会が実施された。まず、同志社大学地域紛争研究センター長の月村太郎による「『東方問題』の歴史と現在」と題した基調報告が行われた。その後、ウクライナ問題の背景と行方、ウクライナ危機に対する欧州諸国の反応、戦後デモクラシーの変容、東地中海地域の安全保障といったパネリストそれぞれの研究から得られる様々な知見について報告を行った。研究会の後半のディスカッションでは、ロシアがウクライナに侵攻するのか否か、侵攻した場合の日本への影響、ウクライナ問題に対するNATOや米国のプレゼンスなどについて、パネリストから意見が出された。研究会の最後には、ウクライナ問題の平和的解決策の提案に向け、国際社会や日本の役割が確認された。
詳しくは、こちらから
【経環研】2021年度 第2回オンライン研究会